高齢ドライバーによるペダルの踏み間違え事故などを防ぐため、車に後から取り付け可能な安全運転支援装置(ペダル踏み間違い時加速抑制装置)の体験講習が16日、徳島県小松島市中郷町の小松島自動車教習所であった。市老人クラブ連合会(岩佐敞=たかし=会長)の70~80代メンバー約30人が同乗するなどして効果を実感した。
県が70歳以上のドライバーを対象にした「後付けの安全運転支援装置補助制度」を設けており、効果などを知ってもらおうと、小松島署が開いた。
講習では、県警本部運転免許課の職員が後付け装置の付いた軽自動車の助手席などに参加者らを乗せ、運転を担当。離れた位置から走行すると、前方の障害物を装置のカメラが検知してブレーキを作動させ、手前で停車した。また、駐車場でのトラブルを想定し、車止めでタイヤが止まっている軽自動車のアクセルペダルを県警職員が踏んだが、装置が検知して車は動かず、参加者も感心していた。
連合会員約1700人のうち約2割が免許を持っているといい、岩佐会長は「可能な人は、講習を機会に安全のため、ぜひ取り付けてほしい」と話した。
県の制度は5万円を上限に2分の1を補助する内容。買い替えなくても安全性向上が期待できる。来年3月までだが、予算が無くなると終了する可能性もある。【山中尚登】