全国のインフルエンザ患者「早くも50万人超」国立感染症研究所

今月9日からの1週間で、全国のインフルエンザ患者数が50万人を超えたことが、国立感染症研究所が20日に発表した最新の調査で明らかになった。
報告によると、今月9日から15日までの1週間に、全国5000カ所の定点医療機関を受診した患者数は7万7425人。これを1カ所あたりの患者数に換算すると、前週から6人増えて15.62人になった。
定点医療機関からのデータを元に全国の患者数を推計すると、約53万5000人となり、前週より21万人増加。患者数の推計が50万人を超えたのは、昨シーズンは大晦日から1月初めにかけてだったので、今年は2週間以上早く、12月としては大きな流行だ。
都道府県別にみると、定点医療機関あたりの患者数が最も多いのは、▽山口県の31.94人、次いで▽北海道(29.76人)、▽宮城県(26.69人)、▽熊本県(19.38人)、▽神奈川県(19.17人)の順になっていて、全47都道府県で前週より増加。
保健所あたりの患者数が警報レベルを超えた地域は、1道1府18県にのぼり、注意報レベルに達していないのは、奈良、和歌山、島根、香川、沖縄の5県。
また直近5週間で検出されたウイルスのうち、95%が2009年に大流行した新型のAH1pdm09となっていて、残りはA香港型、B型と続く。
■インフルエンザ以外の感染症流行状況は、ハザードラボ「感染症マップ」でご覧いただけます。