マンション火災、1人死亡2人重体…東京・文京区

22日午前5時40分頃、東京都文京区小石川の鉄筋コンクリート5階建てマンション2階の一室から出火、消防車など22台が出動して約1時間後に火を消し止めたが、約85平方メートルの一室のうち約20平方メートルが焼けた。
警視庁富坂署によると、火元の部屋から、男女3人のきょうだいが救助されたが、このうち無職藤野悦子さん(72)が搬送先の病院で死亡した。藤野さんと同居していた80歳代の兄と、70歳代の姉も、意識不明の重体という。同署と東京消防庁が、出火原因を調べている。
現場は、都営三田線春日駅近くで、マンションや商店が立ち並ぶ一角。住民らによると、亡くなった藤野さんは東日本大震災をきっかけに地域のボランティア活動に参加し、きょうだい3人の仲も良さそうだったという。
重体の姉は地域の子どもに書道を教え、文京区書道連盟の事務も担っていた。書道仲間の男性(66)は「子どもに書道を教える喜びをうれしそうに語っていた。何とか一命を取り留めてほしい」と話した。