北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ(IST)」は23日、小型観測ロケット「MOMO5号機」を29日に同町から打ち上げると発表し、発射場で機体を報道陣に公開した。冬季の打ち上げは初の試み。
MOMOの打ち上げを巡っては5月、3号機が民間単独の開発ロケットとして国内初の宇宙空間(高度100キロ超)到達に成功したが、7月の4号機は機体トラブルで失敗。5号機の仕様(全長約10メートル、直径50センチ)は従来通りだが、4号機の不具合を受けて部品を改善した。
悪天候などに備え、30日~来年1月3日を予備日に設定。発射予定時間は午前5時15分~7時40分(29日のみ午前6時45分)、午前11時10分~午後0時20分、午後4時10分~5時10分とした。
同町などは町生涯学習センター内でパブリックビューイングを予定している。稲川貴大社長(32)は「MOMOの量産化に向け、発射可能期間を広げるため、冬の打ち上げに挑戦する意義は大きい」と述べた。【鈴木斉】