2019年末から年明けにかけて、大阪府北部で野生のサルに児童が襲われ軽傷を負う被害が相次ぎ、目撃情報が多数寄せられている。府動物愛護畜産課は、サルが興奮する行動を避けるよう注意を呼びかけている。
同課によると、12月25日朝、吹田市山手町2の路上で4歳の男児がサルに飛びかかられて転倒し、膝や額に擦り傷を負った。吹田市内では、同18~30日にも柿の実を食べるサルが複数回、目撃されている。
また茨木署などによると1月3日夕方には、茨木市北春日丘3の路上で、6歳の女児がサルにふくらはぎやすねをかまれるなどした。茨木市内では同1~3日に民家のベランダや路上で目撃情報が相次いでいる。
同課によると、目撃情報はいずれも1匹で行動するニホンザルだといい、群れを離れた大人の雄が別の山へと移動する途中で市街地に現れている可能性があるという。担当者は「サルが大声を聞いたり、食べ物を見ると、襲ってくる危険がある」として、注意を呼びかけている。【石川将来】