夢二の「サーカス」を初公開=「のらくろ」作者が所蔵―東京・竹久夢二美術館

画家・竹久夢二(1884~1934年)の日本画「サーカス」が6日、竹久夢二美術館(東京都文京区)で初めて公開された。夢二と親交のあった漫画「のらくろ」の作者・田河水泡(1899~1989年)が所蔵していたもので、田河の遺族が昨年、同美術館に寄贈した。7日から3月29日まで同美術館で特別展示される。
「サーカス」は縦97.8センチ、横26.7センチ。逆立ちをしながらたる転がしの曲芸をする少女を描いた軸装の日本画で、署名や筆遣いなどから昭和初期の作品と推測されるという。同美術館の担当者は「『舞妓(まいこ)』をはじめとする、憂いを帯びた美人画で知られる夢二作品の中で、曲芸をする少女を描いた本作はかなりユニーク」と話す。