JR旅客6社や航空各社は6日、年末年始(昨年12月27日~今年1月5日)の利用状況をまとめ、発表した。JR6社の新幹線を含む特急・急行列車の乗客は前年同期比2%増の約1316万人で、10年連続の増加。旅客便の利用者数も国内線が同6.5%増の約357万人となるなど好調に推移した。
JR6社は、昨年12月28日から9連休となる日並びだったことなどが利用者の増加に寄与したと説明。昨年の台風19号による被害が大きかった北陸新幹線の利用も、ほぼ前年並みの水準を維持したという。
全日本空輸や日本航空によると、国内線では東北・北陸や関西などの方面で前年を大きく上回る結果となった。
国際線では北米やオセアニア、韓国などの路線で高い搭乗率となった。航空8社の合計では、期間中に約73万人が国際線を利用した。