岐阜城で信長時代の石垣発掘=天守の起源さかのぼる?

岐阜市教育委員会は7日、再建された岐阜城(同市)の天守閣西側で、戦国武将・織田信長時代の天守の土台とみられる石垣を発掘したと発表した。従来、城郭に天守が建てられるようになったのは、後にできた安土城からとされており、市教委は「天守の起源を考える上で重要な発見だ」としている。
岐阜城は1600年に廃城となった後、明治時代に復興天守建設のため石垣が積み直され、信長時代の石垣は残存しないと考えられていた。
しかし、市教委が2019年10月から行った調査で、長さ約1.8メートル、高さ約0.8メートルで3段の石垣を発見。大きな石の隙間に小さな石を詰めるなど、信長時代以降の特徴を持っていた。また、江戸時代に描かれた絵図「稲葉城趾之図」に天守台と記された場所と一致したという。
石垣は14~18日に現地公開される予定。