立民と国民の両代表、党合流で非公式会談…さらに水面下での協議必要

立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表は7日夜、党合流について非公式に協議した。合流手法などを巡り、両党間の溝が埋まっていないためだ。20日召集の通常国会までに折り合えるかどうかが焦点となりそうだ。
非公式会談は、立民の福山、国民の平野両幹事長が同席し、東京都内のホテルで約3時間行われた。合意にあたって障害となっている懸案について、着地点を探る狙いがあった。しかし、関係者によると、枝野氏が「吸収合併」を主張したのに対し、玉木氏が「対等合併」を求め、協議はまとまらなかった。
両党は今後も非公式会談を重ね、党首会談による正式合意につなげるというシナリオを描く。ただ、立民ができるだけ早期の決着を目指す一方で、国民は必ずしも合意を急いでいない。
玉木氏は8日の総務会で、会談について報告した。参加者から「早く結論を出してほしい」といった声が出たのに対し、平野氏は「スケジュールありきでなく、丁寧に進めないといけない」と答えたという。
平野氏は総務会後、党首会談の時期について「週内とは言わない」と記者団に述べ、来週以降にずれ込む可能性を示唆した。立民幹部も「あと数回、水面下で協議をする必要がある」と語る。
何とか合流にこぎつけようと、これまで強硬姿勢が目立った立民が、ここにきて軟化の兆しを見せ始めている。
枝野氏は周囲に「(仮に合流がうまく行ったとしても)絶対に『吸収合併』という言葉は表立っては使わない」と語る。7日の非公式会談でも、対等な立場での合流を求める国民に配慮する考えを説明したとみられる。
一方の玉木氏も、8日の記者会見で「野党第1党、第2党の党首が会うのは、プラスであってマイナスではない」と語り、今後の協議に前向きな姿勢を示した。