秋田の動物園でアムールトラの四つ子お披露目、愛称を募集中

秋田市の大森山動物園で、冬の特別営業「雪の動物園」が始まり、昨年9月29日に誕生したアムールトラの四つ子が来園者に初めてお披露目されている。
雄雌各2匹で体長約70センチ、体重は約10キロ。屋外展示場で走り回ったり母親の「カサンドラ」(5歳)にじゃれついたりする姿に、訪れた人たちは「かわいい」と声を上げながら見入っていた。
同園でのアムールトラの繁殖は11年ぶりで、園内に設置された応募箱で愛称を募集中。家族で訪れた能代市立第四小2年の奥村華恋さん(8)は「かわいい名前を付けたい」と話していた。
2月29日までの「雪の動物園」期間中は土日祝日限定で開園し、カピバラが湯船に入る「カピバラの湯っこ」も見ることができる。三浦匡哉園長補佐は「レッサーパンダやトナカイなど寒さに強い動物たちが元気に過ごす姿を楽しんでほしい」と話していた。【下河辺果歩】