相模原殺傷の被告、交際相手に「俺がやる」…注意すると「マジで言ってるの?」

相模原市の「津久井やまゆり園」で2016年7月、知的障害者ら45人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われた元施設職員植松


( さとし ) 被告(29)の裁判員裁判第5回公判が17日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であり、検察側の証人として、事件当時に植松被告と交際していた女性が出廷した。
植松被告は事件の約半年前の16年2月、衆院議長公邸に施設襲撃を予告する手紙を持参し、精神保健福祉法に基づく措置入院となった。公判で検察側は、翌3月に措置が解除されて退院した後、殺害計画を具体化させていったとしている。
証人の女性は14年夏~冬に被告と交際。いったん別れた後、15年冬から再び交際していた。女性は検察官の質問に対し、1度目の交際期間中の被告は、ドライブ中に施設の近くを通った際、入所者を見かけて「かわいいんだよ」と話していたが、2度目の交際を始めてからは「重度の障害者は生産性がない。人間じゃない」と差別的な発言をするようになったと証言した。
検察官が「殺すという言葉を使っていたか」と尋ねると、「俺がやると言っていた」と説明。女性が「そんなことは言ってはいけない」と注意しても、「お前、まじで言っているの?」と反論したという。
法廷で植松被告は、終始落ち着かない様子で首をかしげたり、振ったりしながら女性の証言を聞いていた。