鹿児島県志布志市は21日、ふるさと納税の寄付者に送った返礼品に、賞味期限切れの冷凍麺が混入していたと明らかにした。少なくとも6件を確認。健康被害はないという。
市によると、返礼品は1万円以上の寄付者に送るハモやアンコウ、麺などの詰め合わせ「プレミアム海鮮鍋セット」。同市の水産加工会社が発送した。
14日に寄付者からの指摘で判明。昨年12月23日に発送された40件で、冷凍麺の賞味期限が昨年3月だった可能性があるという。この40件の寄付者には今後、代わりの返礼品を送る予定。
同社は市に対し、「以前仕入れて破棄していなかった分を誤って入れた」と説明。市ふるさと納税推進室は「寄付していただいた方々に大変申し訳ない。他の業者にも注意喚起し、二度とこのようなことがないようにしたい」としている。