京アニ、「クレヨンしんちゃん」制作請負に復帰 クレジットに社名載る

テレビ朝日系の人気アニメ番組「クレヨンしんちゃん」(毎週土曜午後4時半~)で、今月11日の放送分から、京都アニメーション(京アニ)が制作工程の一部の請け負いを再開していたことが分かった。昨年7月、京都市伏見区の同社第1スタジオでアニメーターら社員36人が死亡し、33人が重軽傷を負った放火殺人事件が発生して以来、約半年ぶりの復帰となった。
京アニはテレビアニメ「クレヨンしんちゃん」の放送が開始された1992年から、なめらかな映像となるように原画と原画をつなぐ「動画」や、キャラクターなどの色を塗る「仕上げ」と呼ばれる工程をたびたび請け負ってきた。テレビアニメだけでなく、2001年の映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」なども手がけている。
アニメを制作しているシンエイ動画によると「これまで(京アニに)おそらく1カ月半に1回ほどのペースで携わってもらっていました」といい、11日の放送回の冒頭で、声優やスタッフを紹介するクレジットに「京都アニメーション」の社名が載った。18日の放送回のクレジットにはなかったが、今後も京アニ側の都合次第で携わる予定という。【大村健一/統合デジタル取材センター】