“夜のお菓子”うなぎパイに転売問題 「倍の値段で売るとは」ネットでも怒り

浜松市のお土産の定番「うなぎパイ」に転売問題が持ち上がっている。FNN.jpプライムオンラインが29日に報じると、ネットでも“転売ヤー”を非難する声があがった。
同市に本店を置く春華堂が1961年に発売。一家の主が家を空けることが多かった高度経済成長期、せめて夜には「うなぎパイ」を食べながら団らんの時間を作ってほしいという願いを込めて「夜のお菓子」というコピーがつけられ、全国的な人気商品になった。「夜の~」といっても精力増強の意味合いはない。また、うなぎの出汁をパウダー状にした「うなぎ粉」が原料に含まれている。
同社は割れやすく発送に不向きな商品だとして「うなぎパイ」シリーズの商品の通信販売をしていない。取扱店は名古屋市内の店舗や東京の百貨店、一部の空港など。だが、インターネットのショッピングサービスで転売が横行しているのが現状で、正規価格の倍近い値段で出品されている、購入者に割れた商品が届くといった問題が発生しているという。
ブランドイメージに影響が出るだけでなく賞味期限(60日間)を過ぎたものが出回る恐れもある。同社は転売商品を買わないように呼びかけ、転売目的での購入が分かったときには注文を断るなどの対策をしている。
ツイッターでは「税抜891円の12枚入りを、倍の値段で売るとは」などと呆れたようなコメントのほか、「転売ヤーからの通販はダメ、絶対。名古屋駅のキオスクでの取り扱いは一時なかったけど今は復活していますよ」と非正規店で買わないように訴える投稿が相次いだ。正規のネットショップで販売してほしいという要望も多く「なんとか遠方からでも買えるようになれば」「運送会社はガラスや精密機械よりも厳重に配送する『うなぎパイ便』を検討せよ」などのコメントもあった。
一方、「秋田には『はたはたパイ』がある」「島根銘菓『どじょうパイ』」などと似た商品を紹介したり、「うなぎパイの上にスライスした苺を乗せて食べるとミルフィーユみたいな感じになってお口の中が幸せ1000倍」とおすすめの食べ方を写真付きで投稿したりして、盛り上がるネットユーザーらもいた。