国内最高齢ライオン死ぬ 京都市動物園の「ナイル」 25歳、人間でいえば100歳超

京都市動物園(同市左京区)の国内最高齢のライオン「ナイル」(雄)が31日朝、25歳10カ月で死んだ。1994年3月9日に和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで生まれ、97年7月から京都市動物園で飼育されていた。
ライオンの平均寿命は野生で10年、飼育下で20年とされ、ナイルは人間でいえば100歳超となる。動物園によると、ナイルは1月10日に餌を残すようになり、27日に何も食べなくなった。29日朝には起き上がって歩行もしたが、夕方には立てなくなった。30日朝に鎮痛剤を投与し、午後に補液や投薬をしていたが、31日午前8時5分に死んでいるのが見つかった。
山口県の周南市徳山動物園で2013年に死んだ雄「レオ」(生年不明)の飼育期間、24年6カ月を18年秋に超えていた。最近は痩せ衰えた姿に来園者から「安楽死を考えるべきだ」という意見も寄せられていたが、飼育員らは「尊厳ある最期を迎えさせたい」とケアを続けていた。【南陽子、添島香苗】