「10万匹に1匹」の白いナマコ、防府で捕獲 「これほどの白いのは…」

見つかるのは10万匹に1匹という白いナマコが、山口県防府市の向島沖で捕獲された。縁起物としても知られ、大勢の人に見てもらおうと、県漁協防府地方卸売市場は31日、周防大島町のなぎさ水族館に寄贈した。
市場によると今はナマコ漁の最盛期で、向島に住む60代の素潜り漁師の男性が今週初めに捕獲した。体長約10センチの食用にされるマナマコで、少し内臓が透けて見えるほどの純白。漁師歴40年の男性も「これほど白いのは過去に見たことがない」と驚き、幸せをお裾分けしようと市場に持ってきた。ナマコは漢字で「海鼠」と書き、子(ね)年に見つかったことにも縁を感じたという。
なぎさ水族館の内田博陽学芸員(35)によると、白くなったのは何らかの理由で色素が無い、または発現していないため。水族館で飼育・展示する白ナマコは計5匹となり、「全国的にも珍しい。ぜひ見に来て運気をアップさせてほしい」と話していた。【脇山隆俊】