空自隊員が拳銃の実弾持ち出しか…空港で発見、事情聴取

航空自衛隊那覇基地(那覇市)は2日、那覇空港で20歳代の隊員が拳銃の実弾とみられるものを所持し、沖縄県警から事情聴取を受けたと発表した。同基地は、自衛隊施設から持ち出された疑いがあるとみて、経緯を調べている。
発表によると、1日午前11時40分頃、隊員が手荷物検査を受けた際、バッグから実弾らしきもの1発が見つかった。同基地が、隊員が所属する与座岳分屯基地の火薬庫で実弾の保管状況を調べたところ、1発がなくなっており、使用済みの薬きょうと弾頭で模造した弾1発が見つかった。
那覇基地は、隊員の性別や階級などを明らかにしていない。