2日午後1時半ごろ、三重県桑名市にある特定抗争指定暴力団山口組のナンバー2、高山清司若頭(72)宅に、銃弾数発が撃ち込まれた。捜査関係者によると、高山若頭宅は当時、無人でけが人はいなかった。付近を警戒していた県警の警察官が男が銃撃するのを目撃し、銃刀法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。
逮捕されたのは住所不詳で「谷口」と自称する70歳ぐらいの男。容疑を認め「拳銃で3、4発撃った」と供述している。
県警は、対立する神戸山口組との抗争の可能性があるとみており、男の身元や経緯を調べる。大阪など6府県の公安委は1月、両組織を特定抗争指定暴力団に指定。