三重県桑名市の特定抗争指定暴力団・山口組ナンバー2の高山清司幹部(72)宅が発砲された事件で、県警は3日、銃刀法違反(所持)容疑で逮捕した男は住所不定、自称無職谷口勇二容疑者(76)と発表した。
捜査関係者によると、谷口容疑者は過去に関西方面の山口組系暴力団に所属しており、「高山幹部に恨みがあった」という趣旨の供述をしているという。
発表によると、谷口容疑者は2日午後1時半頃、桑名市長島町で拳銃を所持した疑い。高山幹部宅の正面出入り口に拳銃数発を発射した疑いもあり、「3、4発撃った」と話しているという。当時、高山幹部宅には数人がいたが、高山幹部は不在だったという。
県警は、山口組と神戸山口組による抗争事件との関わりについても調べている。