愛知県の東名高速でエアガンを発射したなどとして40歳の男が逮捕された事件で、男が逃走する際、警察官に弟の免許証を提示していたことがわかった。
佐藤竜彦容疑者(40)は、今月8日、愛知県の東名高速上りでワゴン車を運転中、エアガンを発射し車に傷をつけ器物損壊などの疑いがもたれていて、容疑を認めている。
佐藤容疑者は燃料切れでワゴン車を岐阜県の中央道で停止させ、駆けつけた警察官を振り切り、逃走していたが、その後の捜査関係者への取材で、警察官には弟の免許証を提示していたことがわかった。
警察は、身分を偽るために他人の免許証を用意していた可能性もあるとみて捜査している。