大阪市の国重文に落書きした容疑 20代の男2人を逮捕

国の重要文化財「毛馬(けま)第一閘門(こうもん)」(大阪市北区)が2018年6月に落書きされた事件で、岡山県警は13日、事件当時19歳だった堺市の内装工の男(21)と、大阪府八尾市のアルバイト仁科徳章容疑者(24)を文化財保護法違反容疑で逮捕し、発表した。
いずれも容疑を認めているという。
岡山中央署によると、2人は18年6月11日朝~翌12日朝、門の内側のれんがの壁2カ所に縦約2メートル、横約3メートルの落書きをした疑いがある。スプレーが使われたとみられ、黄色と白の模様が描かれていた。2人は遊び仲間だという。
閘門は高低差のある川と川の間の水位を調節して船が運航できるようにする装置で、1907年に完成し、76年に運用が停止された後、08年に国の重要文化財に指定された。国土交通省淀川河川事務所によると、落書きを消すのに約12万円かかったという。
岡山県警が1月、岡山市のビルの外壁に落書きをしたとして、内装工の男を建造物損壊容疑で逮捕して調べたところ、大阪の落書きについても認めたという。