日本郵便は17日、不正アクセスを受け、同社のインターネット上の住所に当たるドメイン名で、6~7日にかけて約4千通の意図しないメールが送信されていたと明らかにした。外部の専門家も交え、何者かによる攻撃の手法や原因、被害の詳細などを調査している。
日本郵便によると、ドメインは海外出張者用のもの。接続業者(プロバイダー)からの連絡で7日に発覚した後、ログインパスワードを変更、外部との接続を遮断した。送られたメールの内容は不明で、これまでに受信者からの問い合わせはないという。
日本郵便は「今回の事態を重く受け止め、情報セキュリティー対策を強化する」とコメント。