静岡県菊川市で17日夜、外国人の男女2人が刃物で刺されて死傷した事件で、静岡県警は18日、死亡したのは同市赤土、ブラジル国籍の派遣社員デ・ソウザ・マルコスさん(44)と発表した。女性は同国籍の妻(43)で、腕などにけがを負った。県警は同日、殺人事件として捜査本部を設置した。
発表によると、マルコスさんは仕事から帰宅した際、自宅敷地内で襲われたという。妻は、マルコスさんと男がもみ合っているのを見て止めに入ったといい、「男と面識はない」と話している。男は、上下黒っぽい服装で、覆面のようなものをかぶっていたという。