加藤厚生労働相は23日、緊急記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症対策本部で、感染拡大を防止するための基本的対処方針を早急にまとめると発表した。対策本部の会議で、安倍首相から指示を受けた。24日の専門家会議を経て、25日に対策本部の会議を改めて開き、正式に決定する方針だ。加藤厚労相は、「今後の状況の進展も見据えた対策を早急に整理し、国民の皆さんにお示ししたい」と述べた。
集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客が下船後に陽性と確認されたことを受け、下船者の健康状態を電話で毎日確認するよう23日付で都道府県などに通知したことも明らかにした。
東京都の介護老人保健施設で職員の感染が判明した件については、感染拡大を防ぐための留意点をまとめ、24日にも自治体向けに通知する考えを示した。職員の出勤前に体温測定を行うことや、症状がある場合に出勤を控えることなどを徹底するよう求めるという。