三重県伊勢市の老舗和菓子メーカー「赤福」などから現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂罪に問われた同市のアルバイトの男(68)の初公判が25日、津地裁(浜口紗織裁判官)で開かれた。男は起訴事実を認め、検察側は懲役1年6月を求刑し、結審した。
起訴状などによると、男は同県内の
骨董
( こっとう ) 店で、赤福のグループ会社が製造・販売した「名古屋弘道会」の文字や代紋が入った焼酎の空き瓶を入手。昨年12月7日と9日、赤福本社で空き瓶を担当者に見せ、「人手に渡ったらどえらい損失になる。赤福さん買ってくれんか」などと言って現金50万円を脅し取ろうとしたとしている。
赤福の会長だった浜田
益嗣
( ますたね ) 氏(82)は、これらの焼酎8180本を暴力団関係者から受注し、販売していた責任を取り、赤福などグループ6社の役員を1月に辞任している。