新型コロナ流行拡大のイタリア 感染源とされる初の重症患者は勤務先も公開

(west/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)新型コロナウイルス感染者が今、大変なペースで急増しているイタリア。代表的な商業都市で観光地でもあるミラノを州都とする北部のロンバルディア地方、そしてベネチアを擁するベネト地方で特に深刻だ。

体調不良が続く男性 「新型コロナウイルスに違いない」と家族を思って自殺■勤務先や帰国日も情報公開そんな中でロンバルディア州保健福祉省のジュリオ・ガレラ局長は、イタリア人初の重症患者で「感染源」とも報じられているロンバルディ州在住の38歳の男性について言及。「1月21日に中国から帰国した友人男性と会って飲食などしていた、コドーニョに近い『ユニリーバ・イタリー(Unilever Italy Holdings S.R.L.)』社の工場に勤務する男性」と公表した。その友人は新型肺炎を思わせる症状がほとんど出ていないという。先にはイタリア市民保護局が、1月23日にミラノから入国した中国・武漢市出身の観光客2名について、ローマで感染が確認されたことを伝えていた。会社の同僚、家族、友人、知人、ミラノ・マルペンサ国際空港の利用者や職員にはおおいに波紋を広げているが、詳細を正しく知ったことで自主的に検査を受けている者も多い模様だ。