確定申告、1カ月延長=新型ウイルス対応で―国税庁

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国税庁は27日、2019年分の所得税の確定申告期間を1カ月延長すると発表した。17日に始まっており、4月16日までとなる。贈与税と個人事業者の消費税についても、申告・納付期限を同日まで延ばす。
国税庁によると、東日本大震災などで一部地域の申告期間を延ばした例はあるが、全国一律は初めて。政府が全国的なスポーツ・文化イベントの中止や延期を要請していることを考慮した。さらに延ばすかどうかは、状況を見て判断するという。
同庁の担当者は記者会見で、「確定申告も多くの人が集まる点でイベントと同じ。会場を閉じることも検討したが、早く申告して還付を受けたい人もおり、開けながら対応することにした」と説明した。
確定申告は全国の税務署や特設会場で受け付けているほか、パソコンやスマートフォンを使いインターネットでの申告もできる。自営業者や年収が2000万円を超える会社員、給与以外に20万円超の所得がある人などが対象となる。
[時事通信社]