京都・嵐山の商店街は、新型肺炎の影響で閑散としている現況を逆手にとり、「今こそ!おこしやす」と呼びかけるポスターを作製した。
商店街の店舗をはじめ、嵐電や京阪沿線、阪急大阪梅田駅などに貼られ、SNS上などで話題になっている。
嵐山は近年、訪日客の増加で混雑が深刻だった。そのため、嵐山モンキーパークいわたやまのポスターには「人間よりサルの方が多いとか、久しぶり。」。渡月橋のポスターには「すいすい渡れてなんか、、、すいません。。。」とのメッセージを添えている。
作製したのは嵐山の五つの商店街で組織された「嵯峨嵐山おもてなしビジョン推進協議会」。1月下旬から観光客が激減し、危機感を抱いた。「ここまでやっていいのか」という迷いもあったが「なんもせんと嘆いてるだけではあかん」と決断。商店街の各店舗が手洗いやうがい、消毒などのウイルス対策を徹底した上で、ポスターで呼びかけることにした。
ポスターの発起人で、嵐山商店街の石川恵介副会長(50)は「今回を機に、来てくれる方々により感謝の気持ちをもっておもてなしをしたい。きれいな景色をゆっくりと見て、嵐山に来て良かったと思っていただきたい」。第2弾のポスターも準備中だという。(紙谷あかり)