ススキノ閑散「まるで別の街」…売り上げ3割激減の店も

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、北海道で「緊急事態宣言」が出されて初の週末となった29日、道内の繁華街や観光地は人出が少なく閑散とした。道の外出自粛要請に多くの人が応じたとみられる。
道内最大の歓楽街・札幌ススキノ。ネオンがきらびやかに光る中心部の交差点は、いつもの週末の半数ほどしか人が歩いていない。飲食店では予約のキャンセルが相次ぎ、貼り紙で臨時休業を告げる店もあった。
北海道名物のジンギスカン店では、29日夕までに団体客ら10件以上のキャンセルが出て、今後の予約は2件しかない。男性店長(40)は「売り上げが20~30%程度落ち込む見込みで、とても厳しい」と嘆いた。
仕事帰りにススキノに立ち寄った札幌市清田区の40歳代の男性会社員は「街がいつもより暗く、閑散としている。まるで別の街に来たみたいだ」と話した。
観光客に人気の旭山動物園(旭川市)はこの日、快晴に恵まれたが、団体客や親子連れの姿はまばら。友人らと旅行中の東京都杉並区の女子大学生(23)は「なるべく人混みを避けて楽しみたい」とマスク越しに話した。
同園は当面、屋内イベントを取りやめる。坂東


( げん ) 園長は「外国人だけでなく、日本人も敬遠して来場者は激減している」と話した。