「悩みのポーズ」のツヨシ死ぬ 国内最高齢マレーグマ32歳 徳山動物園

山口県周南市の徳山動物園で飼育されていた国内最高齢のマレーグマ、ツヨシ(雄、32歳)が2日、死んだ。人間に例えると90歳以上だった。
【ツヨシ「真っ黒ボール」のポーズ】
ツヨシは1987年8月24日、ミャンマー生まれ。94年3月に来園した。2005年には飼育員の投げ入れる餌を雌のレーコに取られ、頭を抱える「悩みのポーズ」が話題となり、全国的な人気者になった。
園によると、20年1月ごろから餌を残すことが多くなり、2月下旬にはほとんど食べなくなった。3月1日には自力で展示場に出てきて横になったまま起き上がれず、点滴するなどしたが2日午後5時ごろ、息を引き取った。死因は老衰とみられる。
レーコとの間に生まれた3頭の子供はいずれも生後間もなく死に、レーコも06年に死んだ。その後は雌のマーヤとペアになっていた。ツヨシの死で国内で飼育されているマレーグマは22頭になった。
徳山動物園は新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のため、3日から休園している。お別れの会は16日以降の再開後に開く。【松本昌樹】