雨雲の様子、より精密観測=気象庁、新型レーダー運用開始

気象庁は5日、関東平野をカバーする新型の気象レーダーの運用を始めた。2種類の電波を使い、これまでより精密に雨雲の様子を捉えられるのが特長。全国20基の気象予報用レーダーとしては初の新型導入で、残る19基も順次更新される予定だ。
新しい「二重偏波気象レーダー」はアンテナの直径4.3メートル。気象大学校(千葉県柏市)にある高さ約50メートルの塔の上に設置された。
これまでのレーダーは1種類の電波で雨雲を捉えていたが、新型は水平方向と垂直方向の2種類の電波を使う。雲の中の雨粒の形や大きさが精密に分かり、雨の強さや積乱雲の発達状況の精度が向上する。
従来は分からなかった弱い雨も表示。観測頻度も5分間隔に倍増する。
[時事通信社]