新型コロナ 下関の感染男性、大分で感染従業員の飲食店を利用

山口県下関市は5日、新型コロナウイルスへの感染が確認された同市の40代会社員男性が発症前、大分市で従業員の感染が確認された飲食店を利用していたと発表した。2人は同じ時間に店内にいたため、同店で感染した可能性もあるとしている。
市によると、男性は出張で九州を訪れており、2月20日には熊本市経由で大分市に移動。夜、別の男性2人と同市内の飲食店「ラウンジサザンクロス大分」で約2時間過ごしていた。同店では30代の女性従業員が3日、新型コロナウイルスへの感染を確認されている。ただし、男性と女性の記憶によると同じテーブルではなかったという。男性は翌日、熊本県経由で下関に戻った。
市が把握している男性の濃厚接触者は、受診した二つの医療機関の職員計6人と、妻を含む家族。人数は今後増える可能性があるという。5日、妻と子への感染が新たに確認された。他に、出張時に社有車に同乗した同僚も経過を観察している。
市は、新型コロナウイルス感染の疑いがある患者を受け入れる「帰国者・接触者外来」を5、9の両日に市内で1医療機関ずつ増やし、計3機関にする方針にしている。【佐藤緑平】