盛岡市は5日、業務委託先の30代男性元従業員が、化学防護服約30着を無断で持ち出し、転売したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、男性は高値での売却を狙い、インターネット上に出品したという。
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市環境部によると、男性は市クリーンセンター(同市上田)のごみ焼却業務を委託しているJFE環境サービス(横浜市)に所属していた。2月14~17日ごろ、同センター2階の電算機室から、作業中に粉じんから体を守る化学防護服(1着850円、税別)を無断で持ち出した。17日に防護服がなくなっていることが判明し、全従業員への聞き取りに男性が認めた。
同社によると、男性は6日間の出勤停止処分の後、2月末に退職した。同様の化学防護服約30着を市に返却している。男性は「子供が生まれたばかりで金が欲しかった」と話しているという。市は盛岡東署に被害届を提出する予定。【山田豊】