和歌山県警が男性を誤認逮捕 飲食店でけんか、傷害容疑で

和歌山県警刑事企画課は6日、和歌山県田辺市で1日にあった傷害事件で、男性会社員(34)=田辺市=を誤って現行犯逮捕していたと発表した。誤認逮捕したのは県警田辺署地域課の40代男性巡査部長で、「なぜ間違ったのか分からない」と話しているという。県警は男性会社員を5日に釈放した。
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刑事企画課によると、1日午前2時25分ごろ、田辺市内の飲食店で「数人がけんかしている」と田辺署に匿名の通報があった。男性巡査部長ら2人が現場に駆けつけると、約10人が飲食店の外におり、約5メートル先で男が30代の女性店員を投げ飛ばすのを目撃。男性会社員が投げ飛ばしたと思い込み、傷害容疑で現行犯逮捕したという。
男性会社員は「暴力を振るっていない」と容疑を否認していたという。5日に弁護士が検察に現場周辺の防犯カメラを持参。別の男が女性店員を投げ飛ばす様子が映っており、誤認逮捕が判明した。
県警は今後、防犯カメラに映っていた関与が疑われる男を逮捕する方針。刑事企画課の保田彰次席は、「事案を重く受け止め、緻密かつ適正な捜査をより一層徹底し、再発防止に努める」と話した。【木原真希、砂押健太】