落とし物のスマートフォンを拾い、インストールされていた人気ゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」を自分のスマホから使えるよう不正に操作したとして、埼玉県警は12日、同県朝霞市に住む会社員の男(23)を不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出・同供用などの容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。男は容疑を認め「ロックがかかっておらず、(ゲーム上の強さを示す)『ランク』が高かったのでやった」との趣旨を供述しているという。
捜査関係者によると、男は2019年5月7日、清掃の仕事で出入りしていたさいたま市のカラオケ店でスマホを拾い、インストールされていた「パズドラ」に不正アクセス。ゲームの使用端末を自分のスマホに無断で変更し、ユーザー名も変えた疑いが持たれている。
スマホは前日に同県宮代町の男性会社員(43)が紛失した。その後、ゲーム仲間の話から自身のアカウントが乗っ取られていることを確認し、警察に届け出た。男性のランクは「800」台で非常に高かったという。
パズドラはモンスターを育ててパズルを解きながら敵を倒していくゲーム。運営会社の発表によると、19年10月に国内累計5300万ダウンロードを突破している。【中川友希】