新型コロナウイルスの感染者が東京都内で急増していることを受けて、埼玉県の大野元裕知事は29日、県庁で記者会見を開き、30日以降の平日も都内の歓楽街などに不要不急の用事で出かけないよう県民に呼びかけた。出勤の自粛は求めないものの、自宅で仕事をするテレワークや時差出勤などの工夫をするよう要請した。
大野知事は「県内では、クラスター(感染集団)が次々と発生したり、感染源が分からないケースが急増したりしている状況ではない」とした上で、「密接な関係にある東京都で患者が増えている。可能な手段を打っていきたい」と述べた。県は28~29日の週末、不要不急の外出自粛を県民に求めていた。
週末の外出自粛を呼びかけた都は、30日以降の平日についても、在宅勤務の推進や夜間の外出自粛を呼びかけている。
首都圏などへの訪問を控えるよう県民に求めていた長野県の阿部守一知事も29日夜、感染拡大地域への移動自粛要請を当面継続することを明らかにした。