「ナイトクラブ、利用控えて」 都知事呼びかけ 新型コロナ、感染経路不明増加

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都の小池百合子知事は30日夜、「接客を伴う飲食の場で感染を疑う事例が多発している。ナイトクラブなどへの入店を当面、控えてほしい」と述べた。
都によると、都内で感染経路が把握できていない人が増え、29日は最多の26人に上った。その後の調査で経路が把握できたケースもあるが、政府や都は「経路不明」の傾向が強まれば、感染拡大防止のカギとなる「クラスター潰し」ができなくなり、感染者が爆発的に増える「オーバーシュート」を引き起こしかねないと警戒感を強めている。
厚生労働省の分析でも、東京・銀座などの高級クラブを利用した感染者が複数確認されており、大阪でも同様の実態があるという。高級クラブなどは、政府が避けるよう呼びかけている「密閉した空間」「人の密集」「近距離での会話」――の3条件がそろいやすく、クラスターが形成されている可能性がある。