大阪地検岸和田支部で昨年10月、保釈取り消しで収容直前に逃亡した女(49)と共謀したとして、公務執行妨害などの罪に問われた息子の建築業、野口仁被告(30)の判決公判が30日、大阪地裁で開かれた。久礼博一裁判官は懲役2年8月(求刑同3年6月)を言い渡した。
久礼裁判官は判決理由で、自身が運転する車に乗り込んだ母の公栄(きみえ)被告=公判中=から車を発進させるよう指示され、「逃走の意図を察知した」と認定。公栄被告の収容業務に当たる検察事務官に車を衝突させたのは「甚だ危険な犯行」と指弾した。
判決によると、昨年10月30日、公栄被告を乗せた車を急発進させ、収容業務中の検察事務官2人をはねて軽傷を負わせたなどとしている。