「自粛」明けの大阪駅は普段と同程度の通勤客 「健康を危険にさらしてまで…」

新型コロナの感染拡大を受けて大阪府や東京都などが要請していた「週末の外出自粛」が明けた30日朝、JR大阪駅では普段と同程度の通勤客が慌ただしく行き交った。
2週連続の「自粛」対象になった大阪。吹田市の会社員男性(51)は妻、中学生の長女とボウリング場に出かけたが、誰も客がおらず「罪悪感で、遊ばずに帰ってきた。街の閑散は予想以上で、日本は本当に大丈夫なのか」と週末を振り返った。門真市の会社員(33)は、友人の誕生日会が「不要不急の外出」にあたるか、家族間で議論になったという。「何をやめた方がいいのか、例示があれば」と語った。
在宅勤務(テレワーク)についてもさまざまな意見が上がった。
大阪市住吉区の建設会社員の男性(44)は「できるなら自宅でしたい。休日は外出できないのに、平日は自分や家族の健康を危険にさらしてまで出勤している」と肩をすくめた。一方、堺市の会社員、三島誠さん(48)は数日間テレワークをしたが、仕事に集中できず、結局出社することに。「自宅に持ち込むとメリハリがなく、休むときも休めなくなる」と話した。
東京都は30日以降の平日も不要不急の外出自粛を求める。この日のJR新宿駅はいつもの通勤ラッシュほどの混雑は見られなかった。【松本光樹、奥山はるな】