熊本県益城町の仮設庁舎に飾られている「くまモン・ネットアート」のデザインが更新された。2018年3月に設置された1代目から2度目の更新で、くまモンが抱くハートの部分がより大きく強調された。制作したNPO「ひまわりの夢企画」(神戸市垂水区)の荒井勣(いさお)代表(74)は「夢が膨らむようにとの思いを込めた」と話す。
くまモン・ネットアートは縦・横各6メートルのネットに、防水加工し短冊状に切った布をモザイク状に留めて作った。テーマは「よみがえれ益城」。全国の被災地を巡ってモザイクアートを制作する同団体が「熊本地震の被災者の心の復興を」と企画し、19年3月に2代目へと更新。それから1年が経過し風雨で色あせたため、再び更新した。
益城町立広安西小の有志やNPO法人「益城だいすきプロジェクト・きままに」のメンバーらも協力。制作費は、チラシなどで寄付金を集めて賄った。益城町では新庁舎を建設中のため、荒井代表は「新庁舎にも、要請されれば飾りたい」と話した。【山本泰久】