週末の都内、人まばら…営業居酒屋「客は約7割減っている」

4日、東京都で新型コロナウイルスの感染確認者数が1日としては初めて100人を超えた。
小池百合子都知事が不要不急の外出自粛を要請する中、渋谷では「SHIBUYA109」などのファッションビルや百貨店が先週末と同様に4、5日も臨時休館した。JR渋谷駅のハチ公前やスクランブル交差点を行き交う人は通常の半数以下だったものの、友人と待ち合わせをする若者の姿も。仕事のため渋谷を訪れた40代男性は「思ったより人がいることに驚いた。特に若い世代は、コロナのことはまだ人ごとと思っている。自分の子どもたちにもよく言い聞かせないと」と眉をひそめた。
若者向けのショップやタピオカドリンク店などが軒を連ねる原宿の竹下通りでも、ほとんどの店が臨時休業だったが、一部店舗は通常通り営業。クレープ店を訪れていた20代女性は、「先週末は雪で天気が悪くて外出しなかったけど、今日はこんなに天気がいいので。少しくらい大丈夫かなと思って」と話したが、夜に予定していた友人との食事は取りやめたという。
小池氏が利用自粛を求めたバーやカラオケ店などを抱える日本有数の繁華街、新宿・歌舞伎町は普段より人通りが少なく、カラオケ店やパチンコ店の多くが臨時休業していた。
居酒屋の男性店員(34)は店先に立ち、人の流れを心配そうに見ていた。「客は約7割減っているが、売り上げを少しでも確保するために店を開けるしかない」。都内で新たに118人の感染が出たことに「さらなる自粛につながると、ダメージは計り知れない」と声を落とした。