「バカなの?」「超迷惑」――。新型コロナウイルスの感染者や診療した医療機関などに、根拠のない差別的な書き込みや中傷がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で後を絶たない。秋田県医師会は「正しい情報に基づいて人権に配慮した適切な行動をとってほしい」と呼びかけている。
秋田県医師会によると、秋田県内でも感染者やその家族らに対して、SNSなどで、
誹謗
( ひぼう ) 中傷が発生している。同会が3月25日付で設置した医療機関向けの相談窓口には、医療機関で働く職員の家族が不当に差別された事例も寄せられているという。
秋田県医師会の伊藤伸一副会長は「差別や偏見による『新型コロナウイルスハラスメント』が広がることは感染拡大防止の妨げにもなる」として冷静な行動を求めた。