長野県警佐久署は9日、佐久市内の住宅に「コロナウイルスに効く薬を購入しないか」という不審電話があったと発表した。県警は、新型コロナウイルスの感染予防に乗じた詐欺や悪質商法の発生を予想して注意を呼び掛ける。
同署によると、不審電話は男の声で「子どもが首都圏から帰省した家族に感染するおそれがある。今のうちに薬を購入した方がいい。料金は10粒で1万3000円」という内容だった。県警生活安全企画課は「『マスクが欲しい場合は返信を』『助成金が出る』といったメールや電話も予想される。まずは家族や警察に相談してほしい」と警戒を強める。
一斉休校に伴い、子どものみで留守番する機会も増えることから、県警はホームページで、電話は留守番設定にしておく▽家は鍵をかけておき、来訪者が来ても出ない▽親の連絡先などを確認するなど、家庭で約束事を決めて――と呼び掛けている。【原奈摘】