神社のこま犬やお堂に放火したとして、愛知県警は、三重県木曽岬町富田子、派遣社員、杉浦忍容疑者(34)を建造物等以外放火と器物損壊容疑で逮捕した。捜査関係者によると、杉浦容疑者の職場は新型コロナウイルス感染拡大の影響で休業していた。「世の中に恨みがあった」と容疑を認め、他の不審火への関与もほのめかしているという。
逮捕容疑は7日午後0時40分ごろ、愛知県弥富市前ケ須町の駐車場に建てられた地蔵堂を全焼させたほか、近くの神社に設置されたこま犬の前掛けなどを燃やしたとしている。逮捕は11日付。県警によると、杉浦容疑者は「ライターで火をつけた」と供述しているという。
愛知県内では3日と7日に弥富市や飛島村でお堂や石像などが焼ける不審火が発生。県外でも三重県木曽岬町や岐阜県大垣市などで相次ぐなど、これまでに同様の不審火が20件以上起きており、県警は関連を調べている。【高井瞳】