誤判定「容器が汚染の可能性」 新型コロナ、検査会社が見解

東京都や神奈川、静岡両県の医療施設から依頼された新型コロナウイルスの検査で、計38件の誤判定が判明した民間検査会社「保健科学研究所」(横浜市保土ケ谷区)は1日、判定ミスの原因について「検体の採取から開封までのいずれかの段階で、採取容器や梱包機材が汚染された可能性が高い」との見解を明らかにした。
横浜市は検査で試薬の準備や、検体との混合を担当者1人で行っていたと説明したが、同社は「国立感染症研究所のガイドラインに基づいた手順にのっとり検査をしており(1人で行っていたという説明は)事実ではない」と主張。今後は市と対応を協議するという。