都内で87人の新規感染者、うち24人は新宿区の病院関係者

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の延長が決まった4日、国内では新たに178人の感染が確認され、横浜港のクルーズ船の乗船者を除く累計感染者は1万5255人となった。死者は、東京都や神奈川県などで20人が新たに判明した。
7都府県に宣言が出された4月7日に判明した感染者数は356人、宣言が全国に拡大された同月16日の感染者数は577人で、増加のペースは鈍化している。
東京都で4日に確認された感染者は87人で、1日あたりの感染者数は2日連続で100人を下回った。都内の累計感染者数は4654人。死者は台東区の永寿総合病院の入院患者2人を含む5人だった。
87人のうち24人は新宿区の「東京新宿メディカルセンター」の入院患者や看護師らで、同院関係の感染者は30人となった。感染経路が不明の感染者は22人だった。
北海道では新たに31人の感染が確認され、2人が死亡した。このうち札幌市の感染者は29人で、1日あたりの感染者数として過去最多を更新した。