レムデシビル、11日に一部医療機関に到着…厚労相「量は公表しない前提」

加藤厚生労働相は12日の閣議後の記者会見で、国内初の新型コロナウイルス治療薬「レムデシビル」について、「一部の医療機関には11日に到着した」と明らかにした。重症患者に使用される。
レムデシビルは7日に特例承認された。開発した米製薬会社ギリアド・サイエンシズからの供給量は限定的になるとみられる。
加藤氏は「(量は)公表しないことを前提に供給を受けている。重症で必要な人に、しっかりと供給されるように努力していきたい」と述べた。