奄美の希少クワガタ、撮影に成功 マニアの乱獲で激減

鹿児島県・奄美群島の請島だけに生息する希少種「ウケジママルバネクワガタ」が、地上で活動する季節になった。
マニアによる捕獲などで激減し、めったに見られない姿を今月中旬、撮影した。
短いあごにずんぐりとした体が特徴で、体長は48~64ミリ。約25年前に「新亜種」として発表されると、1匹十数万円の高値で取引されるほどの人気を呼んだ。一方、マニアによる大量捕獲が問題となり、2004年に県条例で捕獲が禁止され、16年には種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に指定された。同法は捕獲に加え取引も原則禁止で、違反した場合は5年以下の懲役または500万円(法人1億円)以下の罰金となる。