高速ミサイルの情報流出か=三菱電機へのサイバー攻撃

三菱電機が大規模なサイバー攻撃を受けた問題で、漏えいが疑われる情報の中に、防衛省が配備に向けて研究を進めている「高速ミサイル」の性能に関するデータが含まれていたことが20日、分かった。複数の防衛省幹部が明らかにした。
防衛省は2月、防衛装備品の試作研究の入札に関する情報が流出した可能性があると発表したが、装備品の種類を明らかにしていなかった。
漏れた可能性があるのは、試作段階の「性能要求事項」などで、内容が変わる可能性があるため「特定秘密」などには該当しないという。ただ、厳重な管理が求められる「注意情報」に当たるとして、防衛装備庁は三菱電機に情報の保全を求めていた。
入札の結果、試作品を作る契約は別の企業が受注した。防衛省は2018年度から「島しょ防衛用高速滑空弾」の研究を進めている。
[時事通信社]