新型コロナウイルスの感染拡大に伴い飲食店が大きな影響を受ける中、福島県いわき市は、市内の観光農園や市の農産物を使ったレストランを応援するサイト「コロナに負けるな! いわき支えあい掲示板」(http://misemasu―iwaki.jp/iwaki_sasaeai/index.html)を開設した。ゴールデンウイーク(GW)期間中もイチゴ狩りができなかった観光農園の直売情報などを掲載している。
「コロナの影響でいちご狩りのお客様が激減」「いちご狩り中止により熟れすぎるいちごが出ております」「大量に廃棄せざるを得ませんでした」
掲示板には、イチゴをはじめ、トマトやカーネーションなど市内6軒の観光農園などからこんな悲鳴が寄せられ、厳しい営業の様子が伝わってくる。掲示板ではイチゴのパックでの直売やアイス、ジャムなどの加工品を売る予定で、PR情報も満載だ。
また、市の農産品を使ったイタリアンレストランや中華料理店なども自慢のテークアウト情報を掲載。「市内農家さんから仕入れた野菜もふんだんに使用しています」とこだわりの味をアピールしている。
市は、休業要請が解除されたとはいえ、落ち込んだ消費を取り戻すには時間を要し、長期間の応援が必要だとみている。今後も、消費者の声も聞きながら、オンラインでの料理教室などの企画を進める予定で、「こんなときだからこそ、生産者と消費者が一緒になって乗り切りたい」と話している。【柿沼秀行】